昨日の続きで20 km から!
20-25 km 24'04
4'41 - 4'48 - 4'47 - 5'02 - 4'42
ここからいよいよ本格的なバンクが始まります。
去年はここで左足首を痛めたことが、大失速・関門打ち切りへとつながったこともあり、
非常に怖い区間。
最短距離を走るのが良いのでしょうが、バンクの低いとこに沈みすぎないように気を付けていました。
低いところに沈みすぎると、次のカーブで登らなきゃいけないので嫌なのです(笑)
ちょうど前にブラインドランナーの方が伴走者と走られており、
伴走者の方がコース取りが非常に上手でした。
コース取りを参考にしていましたが、
すごく力のあるランナーで徐々に離されてしまいました。
コース幅が広いこと、怖さからペースを落として集団に乗れてないこと、
単調なコースもあり、こんなんで最後まで走れるのかなーと、
徐々に心が折れそうになってきました。
また、太もも前面の重さも出てきました。
早く市内に入りたい、という思いばかりで、
左手に広がる海も味わえず。
バンクは脚もメンタルも試される区間だと思います。
24km過ぎ、西大分駅あたりからまた街中に戻ってきます。
25-30 km 25'40
4'52 - 6'03 - 4'49 - 4'50 - 4'55
市内には帰ってきたものの、1月に130km強のジョグしかこなしてないわたしには、
膝の痛みも出てきてもう地獄でした。
あと17kmが遠い。
抜かされるばかり。ついていこうと思ってもついていけない。
26km過ぎの給水所で、思い切って一度止まりました。
なので26-27kmのラップが6'03になっています。
(平均移動ペースは4'56と出てくる)
ロキソニンを飲んで、Mag-onとエネルギージェルを1袋ずつ摂って、
深呼吸。
大きな集団を待ちました。
自分一人で走り切れるほど心が強くないし、練習不足なので、
他人に頼る作戦。
15人くらいいる大きな集団に入り、そこからまた気を取り直して走り始めました。
市内に入ると、前日のコース下見の中での車内の会話を思い出しながら、気を紛らわせていました。
右膝は痛いし
左の足首もおかしいし
右の太ももは重くて力が入らないし
もうやめたい。
でも、前日の夜、楽しかった一日を振り返りながら、
また来年もここに来たいなって思ったのです。
そしてここに来るためには、とにかくもう一度サブ3.5を出さなきゃだったので、
いけるかいけないかはわからないけど、意地でした。
弁天大橋を渡り、30km。
30-35 km 25'10
5'00 - 4'58 - 5'04 - 5'01 - 5'02
30km過ぎに仲間の応援。
脚が上がらないけど、ピッチだけは落とすまいと、
自衛隊の激励演奏を思い出したりしながら、とにかく脳内ミュージックで走っていました。
脳内200bpmから落ちないように足を動かすのを目標に走りました。
あとでガーミンを見ると、確かに最後までピッチは落ちてないのですが、
ストライドががくっと落ちています。
折り返す前に2回アップダウンがあるのですが、
今年はしっかり下見をしておいたので、イメージを作れました。
まだ関門まで貯金がある状態で35kmを通過。
あと7km、されど7km。
35-40 km 25'47
5'04 - 5'03 - 5'11 - 5'08 - 5'06
別大に出る女子はたくさん応援してもらえます。
「女子頑張ってー!」と言われる回数は他の大会の比ではありません。
他の大会みたいに、アフロとかドナルドがいないので、
「アフロ頑張れー!」の代わりに
「女子頑張れー!」と応援してる感じです。
本当に応援が多くて、励みになりました。
歩かなければ40kmの関門をこえられるかなという計算ができるようになってくると、
ランナー同士でも、完走が見えてきて、お互いに一言二言声をかけあったり。
もう足も限界に近かったけど、ここまで来たら絶対ゴールしたくて、
両手の親指の爪を立てて人差し指の腹にぐいっと食い込ませて、
痛いという感覚を指に集中させて足の痛みを紛らわせていました。
いつもだったら、こんなに頑張れるほど気持ちは強くないけど、
やっぱりこれは憧れの舞台の力です。
そして39km過ぎにブログ村応援隊、
その後こーちさんに後ろから声をかけられ、励みになりました。
40 km-GOAL 11'02
5'10 - 4'55 - 4'30
去年越えられなかった40km関門を突破。
40km過ぎに応援にいるといったラン仲間になかなか会えず、
おいてかれちゃったかな?と思ったら、会えてまた励みになり。
サブ3.5は確実。あとはもう何分台になるかで、
その差にあまり意味はないのだけれど、足を動かし続けました。
最後こんなに頑張れるなら、もう少し前から頑張れればよかったのですが(笑)
3年前に、国際レースでのゼッケン番号を1つでも前にしようと力を振り絞りダッシュした競技場に
また帰ってくることができました。
あのときとタイムは全然違うけれど、すごくすごく懐かしくて、嬉しかったです。
3時間25分台。
久々の、そして11回目のサブ3.5。
全然練習してなくて、完走できると思っていなかったので、
何が良かったのかよくわからないけど、いつもならあきらめちゃうところを
最後まであきらめなかったことかなーと思います。
だって来年も地獄蒸ししたかったんだもん。
レギュレーションが変わらなければ、来年もクリック合戦に参加する権利を得ることが出来ました。
次は東京!!
コンディション整えながら、マイペースにいきたいと思います。
一緒に走ってくださった皆様、
応援してくださった皆様、
本当にありがとうございました。
☆いつもありがとうございます☆
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