爆発事件の実行犯が捕まったようですね。
ボストンの人たちが早く元の生活に戻れますように。
そして、傷を負って治療してる方たちが早く治りますように。
正直、止められてからの出来事のインパクトが大きすぎるのですが、
テロに屈せず、来年はボストンに出てみようかと思う方のために、
記憶をたどりながらレポートを書き残そうと思います。
レース当日。
One-wayであるこのマラソンは、ボストンの街中から
Hopkintonという小さな街までバスで連れて行ってもらえます。
地下鉄のPark streetという駅で降りました。
(バスは無料です)
降りるとランナーがたくさんいます。
結構運送の効率はいいので、どの列に並んでもOKです。
明らかに下のズボンがパジャマみたいな人もいました^^
わたしはスクールバスって初めて乗ったかも。
正直あまり乗り心地はよくありません(苦笑)
隣の席は2時間50分台の記録を持つアメリカのお兄さんでした。
ボストンマラソンを毎年走ってるということでアドバイスをいただいたり
わたしはパンを食べながらおしゃべり。
「大阪マラソンは記録が出るよー 京都も近いし」とおススメしておきました。
前の席にいた60代のサブ4おじさんとも喋った。
バスはボストン市街地を出て、マサチューセッツターンパイクという高速みたいなとこを進み
車窓からの風景はのどかになっていきます。
そして、なんとこのバス、運転手さんが道を間違えたようです^^;
隣のお兄さんが "It's exciting already!"と言ってた。
なんとポジティブ!
選手村にバスが無事到着したときは、拍手が起こりました。
バスを降りて選手村に歩くときはもうランナーばっかりでわくわく。
ニュースでも皆さんご覧になったであろうオフィシャルジャケットと黄色い袋がいっぱい。
アメリカの美ジョガーさんはみんなヘアバンドしてた。
わたしも真似っこしようかな。
白いテントの下では、
コーヒー、水、ゲータレード、パワーバー、バナナ、ベーグルなどを配ってました。
もらいたい放題。
ちなみに、この選手村では、下が芝生なので
ビニールシートとかがあるといいと思いました。(←来年にむけて^^)
あとは身体を冷やさないように防寒もしっかり。
荷物預けもスクールバスです。
番号ごとに預けるラインがかなり細かく区切られていました。
そして、この預ける窓の高さが高くて背の低いわたしは大変でした。
結局ボランティアさんが窓から身を乗り出して引っ張り上げてくれました。
自分のwaveの時間が近づいてくると、
みんな選手村からスタートラインに向かって歩きます。
0.7mileくらいあるようです。
ちなみにみんな結構てきとーな恰好でスタートラインに向かうのは、
途中でウェアをチャリティー用に回収してるからです。
わたしもジャージを一着提供してきました。
本当に静かできれいな町の風景。
こんな町をいくつも越えて、ボストンへと向かうのです。
平和なはずのマラソンで、このような事件が起きて残念です。
スタートのブロックはしっかり区切られています。
1-9に分かれていて、9からさかのぼっていく感じ。
わたしは1だったので結構遠かった。
途中にはすごい量の仮設トイレが!
さすがにこの数あると、そんなに待ちませんでした。
ちなみに今回わたし、海外での大会に初めて参加しましたが、
仮設トイレが洋式であることが結構インパクト大でした。
当たり前と言われればそうなのですが、入って初めて気づいた。笑
そして、日本の仮設トイレは優秀です。
ボストンマラソンの仮設トイレは洋式かつ受け止める部分のふた的なものがないので中がそのまま・・・・・・
スタートライン近辺。
各Corral 1000人ですが、今年のWave 2 corral 1は、
認定タイムが3時間18分34秒から3時間21分32秒のランナーが集まっていました。
怪我してなければWave2のトップ争いができたかも、とか思ったりした。笑
そしていよいよスタート。
最初は混んでるし周りが速いので危なくないようにコースの隅を
こっそり勉強した競歩フォームを取り入れつつ走ってるのか歩いてるのかくらいのスピードで。
みんな前へ前へと一生懸命走るから、わたしは沿道の声援に応える担当で(笑)
手出してる人とはみんなハイタッチした。
1 mile 11'20 (7'04/km)
骨が折れてから5週間。
しっかり休もうと思っているけれど、
ジョギング再開への手応えは感じられました。
名古屋よりも全然歩けると感じた。
2 mile 10'34 (6'37/km)
スタートの前は、26.2マイルも歩くことなんて想像がつかなかったけれど、
始まってみたら本当に楽しくて、意外といけるんじゃないかと思い始めました。
1kmごとにタイムを計ると42回積み重ねるのはつらいと思ったので、
今回はマイルで測定していました。
あと、収容車がWave3スタート10分後(つまりわたしのスタート 30分後)
1mile 15分のペースで追いかけてくると分かっていたので、
マイルの方が収容車にどれだけ差をつけることができたか計算しやすいかなーと思って。
2 mile あたりでHopkinton から Ashland という町に入ります。
2 mileを過ぎると、周囲のランナーも徐々に減り始めたので、少しペースを落とし始めました。
みんな、抜くときは後ろから
"On your left!"
"On your right!"
と声をかけてくれたので、怖い思いはしませんでした。
3 mile 12'19 (7'41/km)
3 mileを過ぎたあたりで給水に手を出しました。
ボストンマラソンのいいところは、1 mile(1.6 km)ごとに給水があります。
そして
すべての給水所に最初はゲータレードが置かれていて、次に水。
これは本当にありがたい。
さらには、
道の両サイドに給水所があるため、
取り逃すことも大幅にライン変更をしなきゃいけないこともないのでしょう。
ボランティアの方々は発音がよくて(当たり前)
「げーられー げーられー ねくす わらー」
(これはゲータレード この先に水だよー)
ってみんな言ってました。
日本とゲータレードの発音が違う。
3 mile過ぎで5 km地点に到達。
5 km地点ではタイムを測定していました。
4 mile 13'24
周りのランナーが少なくなったので、もうゆっくりマイペースで歩き始めました。
Ashlandを抜け、今度は Framingham へ。
ここは通るのをとても楽しみにしていた町なのです。
Framingham は、Framingham Heart Study という、少なくとも内科をちょっとかじったお医者さんなら
聞いたことがあるであろう有名な臨床試験が行われている町です。
今の内科診療、特に循環器診療に大きな影響を与えたStudyの舞台に来れたことはとても感慨深かったです。
5 mile 14'24
今日はここまで。
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